米レコード業界、LimeWireを提訴

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limewirelogo.gif 先日、Kazaaが1億ドルでレコード業界と和解したという記事があったばかりですが、今度のレコード業界の訴訟ターゲットはLimeWireのようです。
 LimeWireは日本ではあまり有名ではないですが、海外では人気のあるファイル交換ソフトだそうで、こちらも徹底的に訴訟まみれになっていきそうです。

 コンテンツ業界の許可を取っていないファイル交換サービスは訴訟でつぶすという流れはこれで一段落しそうです。

 注目は、果たしてその後どういう流れになるのかというところですが。
 現在のiTunesの勢いを見ている限り、音楽に関しては勝負がついた印象もあります。

 合法P2Pネットワークを売りにしている企業がどれだけ対抗できるかは、動画配信しだいと言う感じでしょうか。


米レコード業界、PtoPソフトのライムワイヤーを提訴 - CNET Japan

「PtoPソフトウェアを提供するLimeWireに数カ月前より警告を出していた音楽業界だが、ついに訴訟を起こすこととなった。
 ニューヨーク州にある連邦地方裁判所に提出された書類によると、Sony BMG、Virgin Records、Warner Bros. Recordsなどを含む音楽業界団体が米国時間8月4日、著作権侵害の疑いがあるとして、LimeWireと同社の経営陣を提訴したという。」

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このページは、徳力@アリエルが2006年8月 7日 23:52に書いたブログ記事です。

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