Google Personalized Homepageにテーマ機能が追加

google_logo.gif  CNETでGoogle Personalized Homepageに背景画像が選択可能になったという記事を見たので早速試してみようと思ってアクセスしてみたのですが、メニューが出てきません。

 と思ったらまだ英語版のみの対応のようですね。
 言語設定を英語にしたら出てきました。 

Google_Personalized_Homepage5.png

 確かになかなか良い感じです。
 現在は6つのテーマが用意されていますが、将来的にはこれも一般の人が開発できるように変わるのでしょうか。

 最近はNetvibesとかPageflakesとか独立系のスタートページが注目されていますが、その際に良くポイントとして指摘されるのが Google Personalized Homepageに比べてお洒落であること。

 Googleは他のサービスではあまりテーマ機能的なものは取り組んでいる印象がありませんが、ここでGoogle Personalized Homepageにテーマ機能を追加したというのは、Googleとしても早く対応する必要性を感じたというところでしょうか。
 Google Personalized HomepageはGoogle Calendarとか、Google Docsなどとシームレスな連携ができるので、やはり強いはず。
 
 もし、独立系のスタートページの人気がお洒落さにあるのであれば、Google Personalized Homepageのテーマ機能は案外ボディブローのように効いてくるかも知れません。


「Google Personalized Homepage」で背景画像が選択可能に - CNET Japan

「Googleが「Google Personalized Homepage」で、自分のページをパーソナライズできる画像を6種類のテーマ(Classic、Beach、Bus Stop、City Scape、Sweet Dreams、Tea House、Seasonal)で提供している。」

2007年3月27日

Zimbra Desktopで Zimbraのオフライン利用が可能に

 Zimbraをオフラインで利用できるようにするためのZimbra Desktopというクライアントソフトのアルファ版が公開されました。
 
 クライアントソフトはインストールするのですが、実際に利用するのはブラウザインターフェース。
 オンライン版と同じ使い勝手をローカルでも実現する仕組みのようですね。

zimbra_desktop.png

 PC上で動作しているソフトのUIにブラウザを使うという意味では、アリエルのプロジェクトAやマルチスケジューラも似たような仕組みではあるのですが、さすがZimbraはクロスプラットフォーム (Windows、Mac、Linux)かつクロスブラウザ (Firefox、IE、Safari)対応。
 すでにZimbraの利用者数は1300社、600万人を突破しているそうですから凄いです。 


Zimbra、オフライン対応のウェブメールソフトをリリース - CNET Japan

「電子メールソフトウェアを開発する新興企業のZimbraは米国時間3月25日、オンラインおよびオフラインで動作するウェブ電子メールソフトウェア「Zimbra Desktop」のアルファ版をリリースした。」

2007年3月26日

Yahoo! Widgets4がリリース

 米国で、Yahoo! Widgets4がリリースされたそうです。
 Yahoo!ウィジェットについてはデスクトップカレンダーを以前レビューしたことがありますが、どうもメモリーの消費量が大きいので最近は全く使っていませんでした。

 最新版は高速かつメモリ消費量が少ないということなので、そのうちまた試してみようかと思います。


米ヤフー、「Yahoo Widgets 4」をリリース - CNET Japan

「Yahooは米国時間3月22日、同社のウィジェットソフトウェアの最新版「Yahoo Widgets 4」をリリースした。Yahooによると、新版は前の版に比べ、高速かつメモリ消費量が少ないという。ウィジェットとは、デスクトップ上で実行可能なミニアプリケーションのこと。」

日本でもGoogle Apps Premier Editionを全社導入する企業が登場

google_logo.gif リアルコムが、Google Apps Premier Editionを全社導入することを決めたそうです。

 まぁ、そもそも自社サービスをGoogle Apps Premier Editionと連携させることが前提で、社員数も70名ですから、それほど規模の大きい話ではありませんが、取締役の吉田さんがZDNetでGoogle Apps Premier Editionの動向を分析していましたから自然な流れというところでしょうか。
 (背景や規模についての詳細の説明もアップされています。)

 Googleの利用事例ページでは、すでに米国では、Procter & GambleやGEなど、そうそうたる企業が導入を決めていることがアピールされていて、導入決定者の動画なんかも公開されています。

 こういった動きが今後日本でも出てくるのかが注目されるところです。


リアルコム、ソフト製品群をGoogle Appsに対応へ--全社導入を決定 - CNET Venture View

「リアルコムは3月22日、Googleが提供するソフトウェアサービス「Google Apps Premier Edition」の連携ソリューションとして、「REALCOM KnowledgeMarket EnterpriseSuite」などの既存ソフトウェア製品のGoogle Apps対応版を開発中であると発表した。」

2007年3月24日

SynapseLifeもオークションで売りに出される

 TechCrunchによるとSynapseLifeがeBayのオークション送りになったそうです。
 
 SynapseLifeは「小型のツールを大量にバンドル」という売り文句でTechCrunchに紹介されて、2006年10月に始まったばかりのサービス。
 半年たらずでオークション送りということになります。

 やはり、特徴のあるサービスでないと、Zimbraとか強力な競合が多いこの分野のサービス開発競争に生き残るのは難しいということでしょうか。


 オークションに売りに出されたウェブサービスといえば、Kikoが記憶に新しいところですが、Kikoの落札価格は258100ドル
 AJAXで注目されたKikoに比べると、SynapseLifeは知名度が低い印象もありますので、どうなるのか気になるところです。
 現在のユーザーは4500人で、スタート価格は5万ドルだそうなので、興味がある方はどうぞ

synapslife_auction.png

 ちなみに、SynapseLifeについては過去にサービス前にエントリを書いて、サービスが始まったらレビューしようと思っていたのですが、すっかり忘れていました。
 で、何とコメント欄にわざわざ先方がサービス開始を書いてくれていたのに今気がつきました・・・すっかりスパムにまぎれて気づいておらず・・・実に悪いことをしたものです


TechCrunch Japanese SynapseLifeがeBayの競売に

「Synapse Corporate Solutionsが同社のオフィス・スイート 「SynapseLife」売却を決め、昨日(米国時間3/22)、eBayに売り広告を出した。これを以ってSynapseもデットプール送りとしよう。」

2007年3月23日

ThinkFreeも、将来のオンラインとオフライン同期を視野に

 TechCrunchに、ウェブオフィスアプリのThinkFreeに関する詳細の記事が掲載されていました。

 個人的には、ThinkFreeはGoogleの買収を断ったことだけが印象にあるのですが、Google DocsZoho Writerのような競合アプリでは難しい1MB以上のオフィス文書の取り扱いが可能だったりとサービスとしても優位性があるようです。

 さらに、オンラインアプリ以前から自社ソフトとして持っているデスクトップエディタを有効活用することで、オンラインとオフラインの文書同期を実現するプランもあるようです。

 そろそろ、オンラインオフィスサービスの差別化は、そういったオフライン環境との連携にポイントが移ってきそうな感じです。
 Googleがどうしてくるのかが注目というところでしょうか。


TechCrunch Japanese ThinkFreeアプリ、拡張・改善される

「ThinkFreeのCEO、TJ Kangが今日(米国時間3/20)、この後、Ajax WorldでAjaxアプリケーションとThinkFreeのオンラインの文書、スプレッドシート、プレゼンテーション用エディタなどの将来について語る。4月にThinkFreeは、アップロードされた文書、特にマイクロソフト〔オフィスの〕文書をより正確かつ効率的に処理できる新しいAjaxアーキテクチャーをリリースする予定だ。」

LingrがKikoメンバーが始めた新サービスに利用される

 CNETでブログを書いている江島さんが中心に開発していることでも有名なLingrですが、Kikoの創業メンバーが新たに始めたJustin.tvというサービスで、チャットのプラットフォームとして利用されているようです。

 Justin.tvの詳細はTechCrunchに記事がありますので、そちらをご覧いただければと思いますが、メンバーのJustinが「朝から晩まで毎日の暮らしをウェブカメラを通じて記録する」というリアリティ番組のオンライン版というもののようです。
 Diggなんかでも話題になっているようですが、そのサービスの一部をLingrが担っているというのは、すごいですね。

lingr_justin.png

 先日の梅田さんのライブイベントも盛況だったようですし、今後もLingrはいろんな使われ方が開発されていくような気がします。


CNET Japan Blog - 江島健太郎 / Kenn's Clairvoyance:justin.tvがはじまりました

「日本ではまだカバレッジがほとんどないようなのですが、昨日、サンフランシスコでぶっとんだサービスが始まりました。Lingrとも縁の深い、justin.tvというサービスです。」

SugarCRMがプロジェクトマネジメントアプリを追加

sugarcrm.gif オープンソースをベースとしたCRMアプリで有名なSugarCRMがプロジェクトマネジメントアプリケーションを発表したようです。

 SugarCRMは、Salesforceのライバルとして注目されている企業で、すでに欧州で200社の顧客を抱えており、コアソフトウェアは世界中で150万回ダウンロードされているとのこと。

 CRMとプロジェクトマネジメントというのは、一見全く違うアプリケーションのように見えますが、顧客との案件管理や、顧客向けの提案などのプロジェクト管理など、実は相性が良いような気もします。

 SugarCRMは日本ではあまり知名度はないようにおもいますが、日本語化のプロジェクトもあるようです。


SugarCRM、プロジェクトプランニング市場へ進出 - CNET Japan

「SugarCRM(本社:カリフォルニア州クパチーノ)が、Linuxに対応する初の顧客関係管理(CRM)専門ベンダーとしての地位を確立してから3年後の2007年、プロジェクトプランニング市場に参入してきた。」

2007年3月19日

WebEXがシスコに32億ドルで買収される

webex_logo.png もう古いニュースになってしまいましたが、先週WebEXがシスコに32億ドルで買収されるというニュースがありました。

 WebEXは日本では知名度がありませんが、世界的に有名なオンライン会議システムベンダーです。
 まぁ、テレビ会議とか、リアルタイムコラボレーションを実現するツールだと思ってもらえれば良いでしょう。

 まぁ、スカイプのビジネス向けみたいなイメージが分かりやすいかもしれませんが、ASP的にサービスが提供されており、中小企業を中心に人気のあるサービスです。

 何しろ買収金額が32億ドルというから凄いです。
 どれぐらい凄いかというと、Googleに買収されたYouTubeが16億5000万ドルですから、そのほとんど2倍。
 高すぎると批判されたSkypeですら基本は26億ドルでしたから、それより6億ドルも大きいことになります。
 (pop×pop経由で面白いグラフを知ったので転載します。)
Picture%2033-7.jpg

 ビジネス向けにしてもコンシューマ向けにしても、海外のM&Aは規模がでかいです・・・

シスコ、オンライン会議製品ベンダーWebExを32億ドルで買収へ - CNET Japan

「Cisco Systemsが、32億ドルを投じてオンライン会議製品ベンダーWebExの買収を計画している。両社が米国時間3月15日に明らかにした。
 企業間オンデマンドコラボレーションを実現する「WebEx」ソフトウェアとホステッドサービスは、Ciscoの「Unified Communications」製品群に組み入れられることになる。 」

Lotus Notes/Domino 8のパブリックベータが開始

ibm_logo.png 「Lotus Notes/Domino 8」のパブリックベータを発表されたようです。
 IBMは、このところエンタープライズ2.0的な取り組みとして、Lotus ConnectionsLotus Quickrをリリースしていましたが、何と言っても本丸はこの「Lotus Notes/Domino 8」になるはずです。
 
 製品版は2007年中旬ということなので気の長いプロジェクトではありますが、グループウェアの代名詞である「Lotus Notes/Domino 8」、今後どういう方向性になっていくのか気になるところです。


IBM、「Lotus Notes/Domino 8」のパブリックベータを発表 - CNET Japan

「IBMは米国時間3月15日、電子メールとコラボレーションソフトウェアを組み合わせた「Lotus Notes/Domino 8」のパブリックベータを発表した。」

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