先週、OpenOfficeのバージョン2.2がリリースされたようです。
Google DocsやZoho、ThinkFreeなどのウェブオフィスソフトが注目を集める中、影が薄くなっている印象もあるOpenOfficeですが、とりあえず短期的な比較で言えば、Microsoft Officeにもっとも近いのはこのOpenOfficeでしょう。
Windows Vistaのリリースにより、最新のOfficeではオフィスソフト系のファイルの拡張子が変わっていたりと、いろいろ混乱もありそうなので、OpenOfficeも展開次第ではまた大きな注目を集める可能性が十分あるのではないかと言う気もします。
2005年10月のGoogleとSunの提携の時には、OpenOfficeの今後に様々な憶測がされたものの、それから目立った動きが無い気もしますが、Google PackにOpenOfficeが入ったりとか、Google Docs等のオンラインサービスとの連携機能なんかを実装してくるのかどうかも気になるところです。
OpenOffice.org、「OpenOffice.org 2.2」をリリース--複数の脆弱性にも対応 - CNET Japan
「OpenOffice.orgコミュニティーは、OpenOffice.orgのバージョン2.2をリリースした。同バージョンには、 OpenOffice.orgのワープロソフトや表計算ソフト、プレゼンテーションソフト、データベースソフトに対するアップデートが含まれている。
同コミュニティーは、OpenOffice.orgが、「Microsoft Office 2007」の「真の代替物」であり、既存のMicrosoft Officeユーザーにとって、より容易に乗り換えられるものとなっていると説明している。」