Google Docs & Spreadsheetsにグラフ機能が追加

google_logo.gif Google Docs & Spreadsheetsにグラフ機能が追加されたようです。

 最初のGoogle Spreadsheetsリリースから随分時間がたちましたから、他のNumSumZoho Sheetのことを考えると、ようやくというのが正直な印象ですが、パワーポイント機能も夏には出てくるようですし、Google Docsがあれば、MS Officeがいらないという段階になるのは、それほど先の話ではないのかもしれません。

google_graph.png

Google Docs & Spreadsheetにグラフ機能が追加--Word・Excelを追撃 - CNET Japan

「Googleはオンラインでワープロ文書や表計算シートが作成できるサービス「Google Docs & Spreadsheet」に、グラフ機能を追加した。ユーザーからの要望が多かったためという。」

2007年4月19日

Netvibes UniverseでNetvibesもページの公開が可能に

netvibes_logo.png Netvibesが、新たにNetvibes Universeという公開スタートページの機能を提供するようです。

 これまでNetvibesはトップページにアクセスして、個人ごとにパーソナライズされたページを表示するという仕組みを提供していましたが、今回提供するのは、 http://www.netvibes.com/cbsnews というような特定のアドレスにアクセスすると、そのアドレスで作成された公開ページが表示される仕組み。

 Pageflakesとかyourminisでも類似の機能は提供されていたと思いますが、Netvibes Universeは、完全にブランド向けにデザインも変更できるのが特徴のようです。

netvibes_techCrunch.png

 先日レビューしたSleipnir用ポータルのpotaも、Google Personalized Homepage(正確にはGoogle Startpage)の似たような機能で提供されていると思いますが、たしかにこうやって手軽にポータルサイトをカスタマイズして作成できるのは企業にとってもメリットがありそうです。

 また、Jaikuとかtumblrみたいに、自分の関連のブログやソーシャルブックマーク、Twitterなんかのフィードをまとめて他の人に表示したいブロガーなんかにも有益なサービスになる気もします。 
 個人への機能公開は6週間後だそうなので、公開されたら試してみようと思います。


TechCrunc Japanese:Netvibesにパブリックページをカスタマイズできる「Universe」新登場

「Netvibesが本日(米国時間4/16)午後、既存のNetvibesをさらに高度にカスタマイズして一般アクセスも可能な場所にページを発行できる新バージョン「Netvibes Universe」のサービス開始を宣言する。この開設にむけ同社では100通りものブランド・バージョンを用意。約6週間以内にはその製作が可能になる。」

2007年4月18日

「インスタントメッセンジャーでコミュニケーション改善」をBizIDに投稿しました。

logo_bizid.gif ITmedia BizIDの連載コラム「デジタルワークスタイルの視点」に、新しいコラムを書きました。

 今回は、プロジェクトでメッセンジャーが意外に役に立つという話をご紹介しています。
 何かの参考になれば幸いです。

ITmedia Biz.ID:インスタントメッセンジャーがコミュニケーションに“効く”3つの理由

 ※記事へのアドバイスや感想など、フィードバックはこちらに是非コメントお願いします。

Googleの携帯SNSである、dodgeballの運営者二人が同時にGoogleを退社

dodgeball_logo.png 以前レビューしたGoogleの携帯SNSサービスのdodgeballですが、創業者でありメインの運営者である二人が同時にGoogleを辞めたようです。
 しかも明らかに円満退社ではなく、Googleに不満たらたらで辞めた模様。

 なんと、自分たちで撮った親指下げ写真をGoogleへの不満コメントつきでFlickrにアップしています
 (かなりのFlickrのヘビーユーザーのようなので、別にFlickrがYahoo!のサービスというのを意識してFlickrを使っているわけではなさそうですが。)


 写真のコメントからは、Googleに買収してもらったものの、Googleの人たちにはdodgeballの携帯SNSというサービス価値を本当の意味では理解してもらえず、エンジニアリングリソースを思うように割いてもらえなった。おかげで、TwitterとかJaikuのような他のサービスがブレイクするのを指をくわえて見ている羽目になったというような不満が読み取れます。(サービス名等は明言はされていませんが)

 この写真を紹介していたJohn Battelleのブログでは「Not Every Acquisition Is YouTube」というタイトルがついているので、Googleによるすべての買収がYouTubeのように幸せにはいかないというような趣旨でしょうか。
 
 
 まぁ、Googleからすれば、サービスの価値を説得できず、サービスもイマイチブレイクしきれなかった二人が悪いというところではあると思いますが、dodgeball自体の魂はこの二人で、これまでのサービスもこの二人でもっていたはずですから、この二人の離脱によって、サービスが停止に追い込まれる可能性も大。
 これを機会に、GoogleによるTwitter辺りの買収話が、ネタを飛び越えて本当になってしまう可能性も無くも無いのかも・・・いや、無いかな。

※ちょうど、先ほどCNETに詳細の記事がアップされていたようです。
 dodgeball.comの創業者ら、グーグルを退職 - CNET Japan
 これによると、17日の段階で「これからも考えることをやめず、サービスを拡充していく意向である。」とGoogleの広報からdodgeballの二人の退社について正式に発表があったとのこと。
 実際の退社が先週末の13日ですから、17日になって発表したというのは、ブログで二人の写真が話題になってしまったのも影響していそうです。


John Battelle's Searchblog: Not Every Acquisition Is YouTube - DodgeBall Founders Quit, and Not Quietly

「Youch! Check out the Dodgeball founders on getting acquired by Google back in May 05:」

Google版Powerpointがいよいよ公開間近

google_logo.gif 「Web 2.0 Expo」で、GoogleのCEOであるEric Schmidt氏が「Google Docs & Spreadsheets">Google Docs & Spreadsheets」でプレゼンテーションやスライドショーの作成が可能になるだろうと語ったそうです。

 以前、「Google Presentlyで、今度はGoogle版パワーポイントが登場予定?」なんて記事を書きましたが、いよいよ噂ではなくなってきたというところでしょうか。

 当日の「Google DocsはMicrosoft Officeと競合するのか」という質問に対しては、あいかわらず「そうは思わない」という従来の主張をしたようですが、その場でも指摘されているように、もはやGoogle DocsがMicrosoft Officeに一歩ずつ近づいているのは明白。
 オンラインオフィスソフトのThinkFreeの買収には失敗しましたが、今回のGoogle版Powerpointに向けてはTonicsystemsという会社を買収しているようで、着々と準備を進めている感じがします。

tonicsystems.png

 もちろん、フルセットのOfficeにはMSProjectやGrooveなんかも含まれるので、そこまですべてを目指しているわけではないと思いますが。
 Office LiveGoogle Appsのサービス競争といい、Double Clickの買収合戦といい、両者が完全に正面衝突のフェーズに入りつつあるのは誰も否定しないでしょう。 

 まぁ、Googleとしても単純にPowerPointをオンライン化するだけではつまらないと思っているでしょうから、Google版PowerPointがどういうサービスに仕上がってくるのかは楽しみなところです。


グーグル、「Google Docs & Spreadsheets」にプレゼン機能を追加へ - ZDNet Japan

「サンフランシスコ発―Googleの最高経営責任者(CEO)Eric Schmidt氏は米国時間4月17日、同社ウェブホステッドソフトウェア「Google Docs & Spreadsheets」でプレゼンテーションやスライドショーの作成が可能になるだろう、と「Web 2.0 Expo」で語った。」

2007年4月13日

Pageflakesに3ペイン型のRSSリーダー機能が追加

pageflakes_logo.png TechCrunchを読むまで気付かなかったのですが、スタートページのPageflakesのRSSリーダー機能が強化されたようです。
(実は私は最近Pageflakesをホームページとして使っています。)

 いわゆるウィジェット的なRSSリーダー機能は当然以前からあったのですが、今回追加されたのはいわゆる3ペイン型のRSSリーダー機能。

pageflakes_rssreader.png

 普段は1ページ上で気になったものだけチェックしていて、必要に応じて未読管理を3ペイン画面でやれるというのは、結構良いアプローチと思えます。
(そういえば、Netvibesには最初からこういうRSSリーダー画面があったような気がしますが)

 TechCrunchでは、今後Google Personalized HomepageとGoogle Readerがこういう感じで連携するのではないかと示唆しています。


 個人的にはlivedoor Readerのヘビーユーザーなので、いくらスタートページがRSSリーダーを強化してもRSSリーダーの乗り換えは考えられませんが、逆に言うとlivedoor Readerがパーソナライズドページを提供するというのもありなのかもしれません。


TechCrunch Japanese :Pageflakesの立て続くリリースをプレビュー

「パーソナライズド・ホームページを手がけるスタートアップ企業「Pageflakes」は新マネジメント体制のもと運営。Benchmarkから資金調達している同社は、シリコンバレーにオフィスを開き、Google IG、それから後にMy Yahoo制作チームを率いたDan CohenをCEOとして迎えた。」

Red SwooshがAkamaiに1500万ドルで買収される

red_swoosh_logo.png ファイル配信サービスのRedSwooshが、1500万ドルでAkamaiに買収されたそうです。
 
 Akamaiといえば、コンテンツ配信サービスで有名な企業ですから、RedSwooshのP2P技術とプラットフォームが評価されたということでしょうか。

 最近は、動画ファイル配信の注目度があがってきていますから、先日クローズドベータが始まったFoxTorrentなんかも評価されているのかもしれません。

 P2P技術をつかったファイル配信サービスといえば、FolderShareもMicrosoftに買収されていますし、今後はPandoとかAllPeersあたりも買収話が出てくるのかもしれません。


Red Swooshの「給料日」。Akamaiから1500万ドル

「「Akamai」が「Red Swoosh」を$15M(1500万ドル)の株式取引によって買収した。Red Swooshについては昨年ここで、同社のファイルサーバーテクノロジーの広告収入型無料版をローンチしたことを取り上げた。」

Central Desktopが、インスタントイントラネットに進化

centraldesktop_logo.png 過去にレビューしたウェブサービスのCentral Desktopがバージョンアップしたようです。
 私がレビューした当時のCentral Desktopは、37SignalsのBasecampのようなプロジェクト管理とかコラボレーション向けのウェブサービスという印象だったのですが、今回のバージョンアップでは「turnkey Intranet 」というキーワードで企業向けスタートページ的な要素を盛り込んだようで、サービスの方向性をイントラネット形成サービスと言う位置づけにしてきたようです。

 Read/Write Webでは、これによって、Central Desktopは、Google Apps for Your DomainGoogle Apps Premier Editionと競合するサービスになってきているのではないかと分析しています。 

 たしかにCentral DesktopにはGoogle Calendar的なカレンダー機能やGoogle Talkのようなウェブ会議機能もありますし、いつのまにかGoogle Docs的な機能も増えている上に、今回の機能追加は企業向けGoogle Personalized Homepageという印象で、実にサービスやアプローチは似ています。
 すでに利用者も3万人を越えているようなので、MicrosoftのOffice LiveよりもGoogle Appsのライバルとしては実績があると言えるかもしれません。

 なお、最新バージョンの画面についてはこちらにビデオが掲載されています。

centraldesktop2007.png

 ちなみに、Read/Write Webでは、これらのサービスの動向を元に「インスタントイントラネットの時代が来るのではないか」とまとめています。
 これまでGoogle Apps的なサービスを何と表現すればよいのか悩んでいたのですが、このインスタントイントラネットという表現は分かりやすい気がするので、使わせてもらおうと思います。


The Age of Instant Intranets - Central Desktop Launches Turnkey Intranet

「Today Central Desktop launched the Spring 2007 Release of its collaboration platform. Of most interest in this release is that Central Desktop is introducing "a turnkey Intranet" for its enterprise subscribers. 」

2007年4月11日

Googleが中国製ブラウザのMaxthonに100万ドルの出資を実施?

maxthon_logo.png 以前レビューした、ブラウザーのMaxthonですが、Googleが100万ドルを出資したのではないかと話題になっているようです。

 GoogleはFirefoxとも密接な関係をとっていたと思いますし、日本でもSleipnirがGoogleと提携したりしていますが、着々とInternet Explorer以外のブラウザを自らのサイドに取り込み始めているというところでしょうか。
 最近あまり話題にならなくなった印象もあるFlockなんかも、そのうち何か動きがあるのでしょうか。

 ちなみに、Maxthonは中国の企業と言うだけでなく、イスラエルとも関係が深い企業の模様。
 1月にレビューした時には7000万ダウンロード強だったと思いますが、現時点では8000万ダウンロードを超えているようなので、3ヶ月で1000万ダウンロードと言うところでしょうか。
 日本には短期的には影響はなさそうな気もしますが、「Maxthonは、Googleで推奨ブラウザとして宣伝されるようになるのではないか」という見方もあるようですので、この辺りがどう影響してくるのかが注目です。

 
グーグル、「Maxthon Browser」の開発元と提携か--米報道 - CNET Japan

「Googleが、「Maxthon Browser」の開発元で、イスラエルとも関係の深い中国企業の少数株式を購入した模様だ。Maxthon Browserはウェブプロキシを介してトラフィックを処理し、政府の情報規制を迂回することができる機能を有するため、中国で人気を博している。」

2007年4月10日

Google DesktopにMac版が登場

google_logo.gif 先週のちょっと古いニュースになってしまいましたが、Google DesktopにMac版が登場したようです
 てっきりMac版はもう出ていると勘違いしていたのですが、じつはまだ無かったようですね。

 個人的には、ウェブサービスにおけるGoogleの一番分かりやすいMicrosoftとの違いが、Windows OSにしばられなくて良い点だと思っているので、こういったクロスプラットフォームの動きはGoogleにとっては必須だと思います。
 最近はエンジニアの人もMacユーザーが増えているような感じがありますから、今回のGoogle Desktopを皮切りに一通りGoogleのMacアプリ展開が進みそうな印象です。

 良く見たら先日紹介したGoogle Packなんかも今はWindows版しかないようですが、まぁMac版のGoogle Pack登場もそれほど遠い先ではなさそうな気もします。


ITmedia Biz.ID:Mac初のGoogle Desktopが登場

「米Googleは4月4日、Mac版としては初めてのGoogle Desktopを公開した。Google EarthなどGoogle関係のインストールを一括管理するGoogle Updater機能も提供する。」

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