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2007年2月28日

「失敗しないプロジェクトマネジメント」をBizIDに投稿しました。

logo_bizid.gif ITmedia BizIDの連載コラム「デジタルワークスタイルの視点」に、新しいコラムを書きました。

 今回は、これまでのプロジェクト管理に対する提案として、新しいプロジェクトマネジメントの考え方について紹介してみました。
 何かの参考になれば幸いです。

ITmedia Biz.ID:失敗しないプロジェクトマネジメント――Appleやはてな、Googleに学ぶ3つのヒント

 ※記事へのアドバイスや感想など、フィードバックはこちらに是非コメントお願いします。

ThinkFreeの登録者数が25万人を突破

 Read/Write Webによると、オンラインオフィスサービスのThinkFreeの登録者数が25万人を突破したそうです。
 
 ThinkFreeといえば、Googleの買収提案を断ったので話題になった会社ですが、その後も利用者数を着実に伸ばしているようです。
 記事に掲載されていた基本的なデータは下記のとおり。

・22万8千ユニークページビュー(月間?)
・現在65万4千ファイルで189GBのデータを保持
・半数近い10万人弱の訪問者が10分以上利用
・2000個のファイルが共有(毎月?)
・6万~8万のファイルが作成(毎月?)

 22万8千ユニークページビューという表現が良く分からないのですが、25万登録で10万人が10分以上というのは比較的定着率も高い印象です。

 おまけにすでに200カ国に利用者がいるというからなかなか凄いです。
 もしThinkFreeがGoogleに買収されていたらこれもGoogle Apps Premier Editionに入っていたのかと思うと不思議な感じもしますが。

 はたして、今後ThinkFreeが、Omnidriveと提携したZoho Writerのように提携の道を模索するのか、結局Yahooあたりに買収されるのかというのも気になるところです。


ThinkFree Reaches 250,000 Registered Users

「While this week's poll is about Google's Web Office bid, we mustn't forget that a few small Web Office vendors have been in this space longer than Google and have built up a loyal and strong user base. One such company is ThinkFree, which I've profiled before on ZDNet. Today ThinkFree announced they'd reached 250,000 registered users. 」


Office Live社がOffice Liveの名称をめぐってMicrosoftを提訴

 CNETによると、Office Liveサービスを提供しているMicrosoft社が、Office Liveという会社に訴えられたそうです。
 
 Microsoftとしては、これからGoogle Apps For Your DomainとかGoogle Apps Premier EditionOffice Liveで全面対決になろうかというときに、横から足をすくわれたような状態ですね。

 まぁ、訴訟自体はどうなるか良く分かりませんが、Microsoftにとって良いニュースではないのは確かなようです。


「Office Live」の名称は商標権の侵害--米Office Live社がMSを提訴 - CNET Japan

「Office Liveという名の企業が米国時間2月23日、Microsoftがオンデマンドの生産性ツールに「Office Live」の名称を使用していることが不当であるとして、Microsoftを相手取った商標権侵害訴訟を起こしたと発表した。」

2007年2月26日

PBWikiと30Boxesが提携

 TechCrunchによると、オンラインカレンダーの30BoxesがPBWikiというWikiの企業と提携したそうです。

 同じWiki企業でも、Jotspotなんかは当初自社でカレンダーサービスを作ろうとしていましたが、PBWikiは30Boxesのカレンダー機能の高さを見込んで提携したということでしょうか。

 PBWikiという会社については今回始めて知ったのですが、本当にアメリカはWiki関連企業が多いですね・
 機会があったらレビューしてみたいと思います。


TechCrunch Japanese 30BoxesがPBWikiと提携

「 PBWikiはこのところ、ちょっと良いニュースが続いているようだね。
先週$2M(200万ドル)のラウンド調達を明らかにした同社が、つい先ほどカレンダーをwikiに入れる30Boxesとの提携をスタートした。Wikiにカレンダー機能を搭載するには煩雑なステップを踏まなくてはならない。」

Google Apps Premier Edition (Googleアプリ企業向け)が登場

google_logo.gif Google Apps For Your Domainの企業向けとなるGoogle Apps Premier Editionリリースされました
 まさに文字通り、Googleのアプリケーションを企業向けに全部入りで提供するという感じですね。

 GoogleがMicrosoftのOffice Liveに対して正式に全面対決を宣言したというところでしょうか。 

 サービスの概要は下記のとおり。
■Gmail
■Googleトーク
Googleカレンダー
Google Docs&Spreadsheets
■Google Page Creator
■Google Start Page(Googleパーソナライズドホームページの企業向け?) 
 
 サービス自体は、無料で提供されているものに、Google Docs&Spreadsheetsが追加された程度なのですが、特徴としては下記のようなポイントがあるようです。

■1ユーザーあたりのストレージ容量が10GBに
■広告が非表示にできる
■APIを利用することができる
■サポートサービスが提供される

 これらのサービスが1ユーザーあたり年額50ドル、日本では年額6300円で提供されるということのようです。
 CNETにもこのGoogle Apps Premier Editionに対する反応の記事が掲載されていますが、ポイントとなるのはこの価格が高いのか安いのかというところでしょう。

 通常のASPサービスを考えれば10GBのストレージで十分にもとは取れる価格ではあるのですが、それでも有料というのがポイントです。
 これまでのGoogleは基本的にサービスは無料で提供し、広告で利益を得るというのが基本的なモデルでしたが、企業向けにはやはりサブスクリプションサービスを取らざるを得なかったというのは、意外に普通のアプローチだったなという印象です。

 特にポイントとなるのはやはりサポートでしょう。
 これまでGoogleのサービスは広告系のサービスも含めて、基本的にはほとんどサポートが無いというのが率直な印象です。
 しかし、企業向けに提供するにはノーサポートはさすがにうたいづらかったのでしょう。
 サポートに関してはさすがのGoogleでも人手に頼らざるを得ませんから、人件費のコスト回収は必須となり、有料サービスでの提供が決まり、結果的には、ある意味驚きの無い価格になったという印象もあります。

 とはいえ、Googleのアプリを一括で安心して利用できるメリットは大きいです。
 Google Apps Premier Editionが、今後どの程度企業向けシステムの世界に影響を与えるのか、注目したいと思います。

2007年2月23日

3月17日の「ワークスタイル×ブログ」カンファレンスでパネラーをします。

pasonatech_logo.png パソナテックさんが主催のあすなろBLOG1周年記念イベント『ワークスタイル×ブログ』にて、パネラーをさせていただくことになりました。
 シゴタノの大橋さんとまだ内緒のスペシャルゲストと一緒に、ライフハックやブログを使った新しいワークスタイルについてディスカッションするそうです。

 さらに「ワークスタイル×ブログ」カンファレンスでは、ヒューマン2.0の著者でもある渡辺千賀さんが基調講演をされるほか、私が参加するライフハックセッション以外に、GREEの藤本さんとウノウの尾藤さんという二人のCTOにシックスアパートの平田さんという豪華なCTOセッションがあるようです。

 特に渡辺千賀さんは米国在住のため、なかなか日本で話を聞ける機会がありませんから、予定が無い方は是非参加してみてはいかがでしょうか。


■「ワークスタイル×ブログ」カンファレンス概要

◆メインセッション
渡辺 千賀 氏(Blueshift Global Partners 社長)

◆CTOセッション
<パネラー>
平田 大治 氏(シックス・アパート株式会社 顧問)
藤本 真樹 氏(グリー株式会社 取締役最高技術責任者)
尾藤 正人 氏(ウノウ株式会社 CTO)
<ファシリテーター>
上原 仁 氏(株式会社マイネット・ジャパン 代表取締役)

◆ライフハックセッション
<パネラー>
大橋 悦夫 氏(シゴタノ! 管理人)
徳力 基彦 氏(アリエル・ネットワーク株式会社 プロダクト・マネジメント室 マネージャ)
※あと1~2名調整中
<ファシリテーター>
堀川 貴満 氏(株式会社パソナテック あすなろBLOG担当 プロデューサー)

日時:2007年3月17日(土)14:00~17:00 (受付13:30~)
場所:大手町 株式会社パソナ セミナー会場
東京都千代田区大手町2-1-1 大手町野村ビル17F

□参加費:無料 
□定員:300名 (先着順)


詳細についてはこちら
pasonatech0317.png

2007年2月21日

「管理を完璧にしようとするとプロジェクトは失敗する」をBizIDに投稿しました。

logo_bizid.gif ITmedia BizIDの連載コラム「デジタルワークスタイルの視点」に、新しいコラムを書きました。

 今回は、前回に続きプロジェクトの管理と結果の関係についてあらためて考えてみました。
 何かの参考になれば幸いです。

ITmedia Biz.ID:管理を完璧にしようとすればするほど、プロジェクトは失敗する

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Google Personalized Homepage (パーソナライズド ホームページ)

google%20personalized%20homepage1.png Google パーソナライズド ホームページは、Googleが提供するカスタマイズ可能なポータルページです。

 英語版のサービス開始が2005年5月日本語版のサービス開始が2005年11月という歴史のあるサービスなので、何をいまさらという話ではあるのですが、YouOSeyeOSStartForceのようなウェブデスクトップを使ってみて、パーソナライズドホームページの現状が改めて気になったのでレビューしてみました。

 といっても、実は私個人も、ブラウザのスタートページにはGoogleパーソナライズド ホームページを利用しています。
 個人的にはスタートページにはそれほどこだわりが無く、長いことNIKKEI NETをホームページにしていたぐらいなのですが、やはりGoogle パーソナライズドホームページは使ってみると案外便利です。

 特に私の場合は、とりあえず良く巡回するサイトや自分が運営しているサイトのRSSを表示したり、天気予報やカレンダーを表示している程度なので、ありがたみが薄いのかもしれませんが。
 Google パーソナライズドホームページの場合は、Gmailを初め、GoogleカレンダーGoogle Docs&Spreadsheetといった、Googleのウェブサービスと連携できるのが最大のメリットでしょう。
 
 これらのサービスを使っている場合、スタートページ上に自分の新着メールや予定、作業中の文書をまとめて表示することができるわけで、まさにパーソナルポータル。
 下手にウェブデスクトップで、独自にリッチテキストエディタやメール、カレンダーサービスというアプリを内製しているものよりも、はるかにGoogle パーソナライズドホームページの方がGoogle OSの入り口として利便性が高いように思います。

google%20personalized%20homepage2.png さらに、ニュースサイトのRSSを初め、株価や為替情報などGoogle以外のサービスと連携するコンテンツも大量に作成されており、バリエーションも豊富です。
 日本ではそれほどこの手のスタートページサービスには注目が集まっていない気がするのですが、個人的には今更ながらちょっと気になってきました。

 時間ができたら、他のスタートページサービスもレビューしてみようと思います。


【Google パーソナライズドホームページの主な機能】
・パーソナルポータル機能
 複数のコンテンツを画面上に並べて表示することができる
 ドラッグ&ドロップで配置を変更することができる
 タブで複数のポータル画面を作成することができる
 ID登録をしなくても利用することができる
 
・アプリケーション機能
 APIを活用して開発された複数のコンテンツを利用することができる


【Google パーソナライズドホームページの概要】
運営:Google
開始:2005.5
収益:無料

【Google パーソナライズドホームページの画面イメージ】
google%20personalized%20homepage3.png

2007年2月16日

マルチスケジューラとプロジェクトA対応のGoogleデスクトップのガジェットを公開

mulsche_logo.gif 水曜日、金曜日と、マルチスケジューラ4.7とプロジェクトA4.7のリリースをさせていただきました。

 主な機能追加はプロジェクトAにおけるプロジェクトデータの簡易インストールや、Windows VistaとInternet Explorer7への正式対応になるのですが。
 あわせて、実験的に井上さんにGoogleデスクトップにも対応してもらいました。

 で、さらに実験的な取り組みとしてGoogleデスクトップのガジェットも開発してもらってます。
 イメージはこちら
gadget.png

 昔、このブログでGoogleカレンダーと連携する、Googleデスクトップのデスクトップカレンダーを紹介したことがありますが、あれのマルチスケジューラ/プロジェクトA用と思ってください。
 当然、Googleデスクトップをインストールしてもらわないといけないのですが、すでにGoogleデスクトップを使っていて、なおかつマルチスケジューラやプロジェクトAを使っているというマニアックな(?)人には、便利に使っていただけるのではないかと思います。

 是非試してみてください。
 感想やアドバイスも大歓迎です。 
 (似たようなツールを一緒に開発してみたいと言う人は、さらに大歓迎です)

エアワン・シリーズ用 Google ガジェットのダウンロードはこちら

2007年2月15日

StartForce (日本を足がかりに世界を狙うウェブデスクトップ)

startforce1.png StartForceは、ブラウザ上でデスクトップ環境を実現するウェブデスクトップサービスです。
 サービス開始当初に試してはいたのですが、YouOSeyeOSをレビューしてみて、改めて気になったのでレビューしてみました。

 StartForceのアルファ版が公開されたのは2006年5月
 そのときに結構話題になったので知っている人も多いと思いますが、米国のStartForce,Incと日本のフュージョン・ネットワークサービスが共同で運営しているサービスです。

 サービス開始当時に試したときは、てっきり英語のサービスを日本語化したのかと思っていたのですが、startforce.comのサイトを見ると「Japan's best WebOS」と書いてあるだけでサービスも公開していないようので、サービス開始は日本語版が最初だったようです。

 サービス初期からStartForce,IncとFUSION GOLが連携して、まずは日本をターゲットに開発したということでしょうか。

 ITproにチャン・ジン・コウCEOのインタビューが掲載されており、日本での成功を足がかりに他国への展開をしていきたいという抱負が語られています。

 サービス開始後、APIを公開したりワープロ機能を追加したりといった展開もしてきているようですが、気になるのは他のサービスとの違い。

 インタビューによると、YouOSなどのライバルに対しては、当初からビジネス化を目指しているというのが差別化のポイントのようですが、やはりYouOSやeyeOSのようなグローバルのリソースがAPIを活用してアプリを開発しているのに比べると、日本語のみのStartforceは機能が少ない印象もあります。

 日本対象のサービスで海外に展開するのであれば、、自前で全部やるよりは、Omnidriveのようにストレージに特化して、他のグローバルのサービスと連携するアプローチもありな気がしますが。
 そのあたりの戦略をどうするのか、今後のStartforceの展開に注目したいところです。


startforce2.png【StartForceの主な機能】
・ウェブデスクトップ機能
 ブラウザの画面上にデスクトップ環境を構築することができる
 ドラッグ&ドロップで操作することができる
 複数のウィンドウを開くことができる

・アプリケーション機能
 APIを活用して開発された複数のアプリケーションを利用することができる
 ・ファイルエクスプローラ
 ・リッチテキストエディター
 ・電卓
 ・チャットソフト
 ・RSSリーダー
 ・ゲーム等

・共有機能
 他のメンバーとファイルやフォルダを共有することができる
 他のメンバーとチャットをすることができる


【StartForceの概要】
運営:StartForce, Incとフュージョン・ネットワークサービス株式会社の共同運営
開始:2006.05?
収益:特に無し?(有料版を予定?)


【StartForceの画面】
startforce.png

2007年2月14日

「プロジェクトが失敗する3つの要素」をBizIDに投稿しました。

logo_bizid.gif ITmedia BizIDの連載コラム「デジタルワークスタイルの視点」に、新しいコラムを書きました。

 今回は、プロジェクトが失敗する要素についてあらためて考えてみました。
 当たり前の話になりますが、これをベースに次回に続ける予定です。

ITmedia Biz.ID:プロジェクトが“簡単に頓挫する”3つの要素

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feed meterトップ50入り、ありがとうございます。

workstylememo.gif 久しぶりにfeed meterでランキングをチェックしたら、このブログがなんと45位になっていました。

 上位にいくつか有名ブログの名前がない気もするので、一時的にランキングが変動しているだけなのかもしれませんが、うれしいので証拠キャプチャを貼っておきます。

feedmeter45.png

 ちょっと最近仕事が忙しいのもあり、レビューのペースが落ちてしまっているのですが、これを心の支えにまたがんばりたいと思います。

 つたないブログですが、今後ともよろしくお願いします。

2007年2月 8日

eyeOS (オープンソースのウェブデスクトップ)

eyeos1.png eyeOSは、オープンソースで開発されているウェブデスクトップサービスです。
 過去にYouOS等と比較して書かれている記事があったのを思い出したので、合わせてレビューしてみました。

 見た目の点で言えばYouOSはWindowsOSの再現という印象でしたが、eyeOSはいうなればMacOS Xの再現という印象。
 もちろん使い勝手はまだまだの点も多いのですが、利用できるアプリケーションも多岐にわたり、SEGAのソニックザヘッジホッグのようなゲームもあったりしますし、サービスの登録者もすでに10万人を突破。注目度が高いのが分かります。

 特に興味深いのは、ネット上でのASP提供だけでなく、自分のサーバーにインストールして利用する方法も提供しているということ。
 オープンソースで自社サーバーインストール可能というのは、Zimbraなんかも取っているアプローチですが、eyeOSも同様に法人向けの事業展開を狙っているということでしょうか。

eyeos4.png ちなみに、オープンソースということで、てっきり英語圏の開発化と思っていたら開発拠点がスペインのバルセロナというのも面白いです。
 英語、スペイン語をはじめ、すでに11言語に対応しているようですが、これもオープンソースの力というところでしょうか。

 個人的には、こういう一つのプラットフォームに全部取り込もうというアプローチは、GoogleがもしGoogle OS的なものを始めてしまったりすると一気に辛くなってしまうので、OmnidriveZoho Writerのように得意分野に注力して他のサービスと連携する方向のほうが良いと思っているのですが。

 法人向けということであれば、全ての機能をワンパッケージで提供するというのは、ありなのかもしれないという気もしてきました。
(現状のeyeOS Projectは、オープンソースでLinux的に開発を進める方向のようなので、方向性としては違うようですが。)

【eyeOSの操作動画】

eyeos3.png【eyeOSの主な機能】
・ウェブデスクトップ機能
 ブラウザの画面上にデスクトップ環境を構築することができる
 ドラッグ&ドロップで操作することができる
 複数のウィンドウを開くことができる

・アプリケーション機能
 APIを活用して開発された複数のアプリケーションを利用することができる
 ・ファイルエクスプローラ
 ・リッチテキストエディター
 ・カレンダー
 ・アドレス帳
 ・電卓
 ・チャットソフト
 ・掲示板
 ・RSSリーダー
 ・ブラウザ 等

・共有機能
 他のメンバーとファイルやフォルダを共有することができる
 他のメンバーとチャットをすることができる


【eyeOS概要】
運営:The eyeOS Project 2006
開始:2006?
収益:無料(寄付で運営?)

【eyeOSの画面イメージ】
eyeos2.png

2007年2月 7日

「1人プロジェクトマネジメント」をBizIDに投稿しました。

logo_bizid.gif ITmedia BizIDの連載コラム「デジタルワークスタイルの視点」に、新しいコラムを書きました。

 今回から、個人の仕事術を離れ、チームでのプロジェクトマネジメントについて紹介して行きたいと思っています。
 まずは基本的な話になりますが、参考になれば幸いです。

ITmedia Biz.ID:“1人プロジェクトマネジメント”に取り組んでみよう

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Zimbra日本語版となるfeedpath Zebraが正式リリース

 Zimbraについては、以前からこのブログでも注目していますが、その日本語版となるfeedpath Zebraが正式にリリースされたようです。

 記事によると何でも本家のZimbraは既に「発表から約1年間で、全世界で600万アカウントを販売し、1300社以上の導入実績がある」とのこと。
 10月に400万突破という記事がありましたから、それから4ヶ月足らずでさらに200万積み増したことになります。

 おまけに600万を1300社で割ると、一社あたり平均で5000人近いユーザーがいるという計算になりますから、大規模導入の実績も十分というところでしょうか。
 
 先日、IBMがLotus ConnectionsやLotus Quikrと類似の製品を出したニュースがありましたが、Zimbraの影響も十分ありそうです。

 もちろん海外で売れているからといって、日本で売れるかどうかは別問題なわけですが。
 Zimbraのテイストもfeedpath Zebraではしっかり忍者キャラとか作って日本向けにしているようですし、ローカライズも万端の模様。
 今後、日本の顧客に受け入れられていくのかどうか注目したいと思います。

zimbra_japan.png


Ajax、マッシュアップなどを盛り込んだ企業向けコラボツール「feedpath Zebra」が正式リリース - CNET Japan

「フィードパスは2月7日、企業向けのウェブメールプラットフォーム製品「feedpath Zebra(フィードパスゼブラ)」の正式リリースを発表した。
 インターネットサービスプロバイダーやシステムインテグレーター、および大規模企業向けのライセンス販売に加え、フィードパスが独自に展開する中堅・中小規模企業向けのSaaS(Software as a service)型サービスを行うことが決まっており、同日より受注が開始されている。」

Google Presentlyで、今度はGoogle版パワーポイントが登場予定?

google_logo.gif Read/Write Webをはじめ、複数のブログで、GoogleがPresentlyというプレゼンテーション作成のウェブサービスをリリースする見込みだと伝えています。

 まぁ、Googleのサービスはいろいろとうわさがつきもので、以前Read/Write WebもGDriveの偽画面イメージに飛びついてしまったことがありましたから、どれぐらい確固として話なのかは分かりませんが。

 Google Presentlyという名前は以前Googleが買収したWritelyからきているコードネームのようですが、、ZDnetのグーグリングGoogleCNETのスタッフブログでも概要が伝えられているので、なんとなく筋はよさそうな印象です。

 まぁ、Google Apps for Your DomainOffice Liveの競争に見られるように、中長期的にはGoogleのサービスがMicrosoft Officeのラインアップを一通りカバーするであることは想像しやすいですから、まぁGoogle Docs&Spreadsheetsの次に、Presently的なサービスが出るのは時間の問題というところではあるのでしょう。

 個人的には、Omnidriveとか先日レビューしたYouOSのようなウェブサービスとストレージの連携というアプローチをGoogleが取ってくるのかも気になるところです。


ZDNet Japan Blog - グーグリングGoogle:「Google Docs」、間もなく「PowerPoint」対応に

「Google Docs」の言語ファイルをじっくり見ていると、近いうちにリリースされるであろう新サービスの概要を推測することができる。今回見つけたのは、おそらくはMicrosoftの「PowerPoint」や「Open Office Impress」といったごく一般的なフォーマットの読み書きが可能な、「Google Presently」と呼ばれるオンラインプレゼンテーション作成サービスだ。」

2007年2月 5日

37Signalsの「Getting Real」、日本語化が開始

37signals_logo.png Web2.0系サービスの旗手として有名な37Signalsが、独自の人気ウェブサービスの作り方をまとめた電子ブックとして有名だった「Getting Real」の多国語展開プロジェクトが開始されたようです。
 もちろん、日本語もその一つの対象になっています

getting_real_trans.png

 37Signalsといえば、Ruby on Railsでも有名で、Basecampを始め、BackpackCampfire等、人気の高いウェブサービスを開発している企業。
 Getting Realは、その37Signalsのノウハウが詰まっているドキュメントですから、これからウェブサービス開発に取り組む人にとっては必読書と言えるのではないでしょうか。

 これまで英語だったので敬遠していたという人には日本語化が終わるのが待ちきれないところですね。
 もちろん、日本語訳が待ちきれないという人は、英語であれば今すぐ無料で読めますので、英語のGetting Realのサイトにどうぞ。


Getting Real by 37signals

「現在、ボランティアによる翻訳作業の最中です。仕事の片手間の作業ですので、更新スピードはご愛嬌を(^^;) とりあえず大枠の翻訳作業から行っているため、細かい文章はおそらく穴も多いかと思います」

2007年2月 2日

LingrにAPIと更新チェックツール Lingr Radarが登場

lingr_logo.png 先日レビューしたウェブチャットサービスのLingrに新たにAPIとLingr Radarという更新チェックツールがリリースされたようです。
 詳細は、開発チームの江島さんのブログに詳しく紹介されています。

CNET Japan Blog - 江島健太郎 / Kenn's Clairvoyance:お待たせしました、ガツンとLingrの新リリースです

 あきらかにプレスリリースより、ブログのリリース記事のほうが、はてなブックマークのコメントも盛り上がってますし、認知度が高いというのがいかにもブログ時代的ですね。
 (CNETで、自分のサービス宣伝をするのはいかがなものかという指摘もあるようですが。)


 ちなみに、今回個人的に注目したのは更新通知ソフトのLingr Radar。
 LingrやCampfireのようなウェブチャットでは、通常チャットルームを見に行かないと更新されたかどうか分からないという、ブラウザサービスならではの課題がありますが、これがLingr Radarによって解消されるようです。
 Skypeのパブリックチャットと同じようにリアルタイムでのチャットが可能になるイメージですね。

 残念ながらうちの会社の環境ではプロキシのせいか上手く動作しませんでしたが、ウェブチャットの誰でも使えるというメリットと、必要であれば専用ソフトで常時リアルタイムチャットもできるというメリットを組み合わせるのは興味深いアプローチです。


 それにしても、どうも米国では、昨年末あたりからウェブサービスにクライアントソフトをオプションとしてつけるという流れがあるような印象です。

 ビジネスアプリでは、Socialtextのオフライン編集機能とか、
Zimbraオフラインクライアントとかがありますし、先日レビューしたRapidshareOmnidriveのようなストレージサービスも、クライアントソフトのアップローダーが提供されています。
 Googleカレンダーをオフラインで使えるようにするCalgooとかGcal.Winなんてのもありましたね。
 一定のニーズが存在するということでしょうか。

 振り返って日本を考えると、ウェブサービスがオフラインクライアントを提供するというのはあまりない気がします。このあたりは利用者のインストールに対する抵抗感の違いというところなのでしょうか。

 そういう意味では、Lingr Radarが日本の利用者にもどれぐらい受け入れられるのか、気になるところです。
 

インフォテリアUSA、「Lingr」のAPIを公開--サイト更新通知ソフトも - CNET Japan

「インフォテリアの米国法人Infoteria USAは1月26日、ウェブチャットサービス「Lingr(リンガー)」のAPIを公開した。これにより、通常のブラウザを介することなく、外部のサイトや配布形式のソフトなどのプログラムからLingrのチャット機能を直接操作したり、Lingrのデータにアクセスすることが可能になった。」

   

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